Person 04 | 努力して身につけたから、伝えられる言葉がある

本社 総合推進本部
2020年中途入社

N.N.さん

セコム保険サービス
との出会い

セコム保険サービスとの出会いは、派遣社員として働くことになったのがきっかけでした。初出勤の日、通勤者であふれる西新宿の高層ビル街を歩きながらドキドキしていたのを、今も思い出します。配属された総合推進本部は、その名の通り総合的に、あらゆる業務や課題に取り組む部署でした。
私の仕事は主に事務サポートや電話応対などでしたが、仕事の幅を広げたいと思い幾つかの保険資格も取得をしました。保険は理解が深まれば深まるほど、どんどん面白くなる仕事です。配属されてからは無我夢中でしたが、1年ほどが経ったころに、当時の本部長だった村松社長から「正社員として働いてみませんか」とお声掛けをいただきました。とても驚きましたが、もちろん即答でお受けしました。

現在の仕事
やりがいについて

正社員となって部署や担当業務こそ継続でしたが、やはり委ねられる責任の大きさが違います。今度は自分が派遣の方たちをサポートする立場となり、背筋が伸びる思いでした。
事務担当としての仕事の転機は2年目のときでした。派遣当時から私の面倒をみてくれていた方が定年を迎え、その方の業務を引き継ぐことになりました。福利厚生の一環としてセコムグループ社員やその家族が利用している団体保険の新規加入手続きなどです。
生命保険や医療保険、介護保険など種類も多数あるため、セコムグループ社員の方々からの様々なお問い合わせへの対応も重要な仕事となります。私自身が知識のないところからスタートしたので、同じ目線に立ってお話をするよう心がけてきました。
かつての私のように、保険への理解が進むと次第に興味を持っていただけるようになる、その瞬間が一番の楽しみとなっています。

セコムグループ
一員として

業務にアクシデントはつきものです。私が経験したのは本社業務の一つである社内研修にスタッフとして参加した時の事でした。全国の事業所から若手社員が集まる大きな研修だったのですが、直前にメインの担当講師が体調を崩し、カリキュラムの見直しが必要となりました。すると即座に村松社長以下、多くの社員が反応し、新たなカリキュラムの組み上げと講師を担当する社員の手配があっという間におこなわれました。そして、まるで予定通りであったかのような充実した研修となりました。
不測の事態を想定した普段からの準備、専門分野の知見を持った社員層、そして可能性があるなら帆を進める、そのために力を尽くす、というセコム保険サービスに息づく熱いDNA、それらに触れ、学ぶことができた貴重な経験となりました。

これからの
課題目標

事務という仕事は大半が繰り返しの作業だと思っていましたが、一日として同じ日はなく、新しい学びが常にあります。会社の成長とともに新しい業務が生まれ、社員も増えていきますので、例えば業務を標準化するためのマニュアル作成ひとつをとっても、自分なりの工夫を活かせる余地がたくさんあります。
セコム保険サービスでは保険という垣根を超えて、病気の予防やサイバーリスク対策支援、公的制度の利用サポートなど新しい商品・サービスの提供を始めています。私が以前に働いていた他業種での経験やアイデアがこうした取り組みに活かせる機会があるかもしれない、そんな期待に胸を膨らませ、これからも成長を重ねていきたいと思います。

Message 上司からのメッセージ

保険業務は初めてだったので、学ぶべきことの多さに驚いていたようです。しかし驚異的な知識欲で吸収し、本来は営業職に求めるような資格までたった3年で制覇してしまいました。そのひたむきな姿勢には、私をはじめ多くの社員が刺激を受けたと思います。総合推進本部の担当業務は幅広く、保険知識だけではなく社内業務や組織体制に至る様々な知見が求められます。彼女はいつも笑顔を絶やさず、前職の経験を存分に活かして、お客様をはじめ社内からも信頼され、頼られる存在となりつつあります。社員研修ではすっかり迷惑をかけてしまいました(笑)が、ここでもほどなく中心的存在となってくれることでしょう。力を合わせて、会社を盛り上げていきましょう。

総合推進本部 営業企画部・部長 M.Y.さん